◆ 目 次 ◆
序 章
1 趣旨
2 執筆にあたって
第1章 高圧合成技術の歴史
第1節 アンモニア合成技術の歴史
1 緒言
2 20世紀の画期的発明:アンモニア合成
3 ハーバー法の工業化
4 技術導入による日本のアンモニア合成技術の確立
5 アンモニア合成の国産化
6 合成プロセスのまとめ
7 草創期のアンモニア合成工業
8 戦後復興と技術交流
9 戦後の技術展開
10 今後の技術展望
11 結言
第2節 メタノール合成技術の歴史
1 緒言
2 メタノール製造のあゆみ
3 東工試法
4 海軍法
5 その他の方法
6 戦後の展開
7 日本の合成技術の位置づけ
8 21世紀への展望
9 おわりに
第3節 尿素工業の開発の歴史
1 まえがき
2 尿素製造工程
3 創成期
4 肥料用尿素工業の確立
5 完全循環法の大成と技術輸出の開花
6 大型化と技術輸出の隆盛
7 国内肥料工業の転換と新尿素製造技術の開発
8 尿素製造技術の現状
9 むすび
10 追記
第2章 ポリマー合成技術の歴史
第1節 高圧法ポリエチレンの開発史
1 はじめに
2 発見と開発の経緯
3 戦後の発展について
4 日本におけるポリエチレン工業化研究の歴史
5 住友化学におけるポリエチレンの工業化
6 日本における高圧法ポリエチレン工業のテイク・オフ
7 おわりに
第2節 低圧法ポリエチレンの開発史
1 はじめに
2 Ziegler 触媒の範囲とZiegler触媒によるポリエチレン製造法の歴史
3 各種ポリエチレンの展開
4 今後の展開
第3節 合成ゴムの技術とその工業
1 はじめに
2 合成ゴムの技術の流れ
3 合成ゴム工業の流れ
4 天然ゴムと合成ゴム
5 ゴムと戦争
6 ゴムと自動車
7 ゴムと非自動車
8 合成ゴム工業の今後の方向
9 おわりに
10 わが国の合成ゴム生産量の変化
11 わが国の自動車工業の推移
12 アジアでの自動車産業の進展
13 合成ゴムの量的展開は発展途上国へ
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第4節 企業における研究開発-ポリマー企業を中心にして-
1 はじめに
2 企業の研究開発の推移
3 企業における研究開発の役割
4 企業の研究開発の特徴
5 研究開発の展開メカニズム
6 わが国の研究開発における問題点
7 今後の課題と方向
8 おわりに
9 ポリマー産業の変化
10 成熟した産業における企業の研究開発
11 企業内ベンチャーの育成
12 大学発ベンチャー事業化の問題点
第3章 公害と化学技術の歴史
第1節 苛性ソーダの製法転換
1 はじめに
2 高度経済成長と環境問題
3 水俣病の発生
4 水銀パニック
5 有機水銀と無機水銀
6 隔膜法への製法転換
7 水銀のクローズド化技術開発
8 隔膜法と水銀法
9 イオン交換膜法技術の開発
10 製法転換の過程
11 塩素-ソーダ工業の国際化への展開
12 おわりに
第2節 イオン交換膜法食塩電解による苛性ソーダ製造技術の開発
1 はじめに
2 研究開発の背景
3 研究開発の内容
4 おわりに
第3節 無公害型染顔料用中間体製造法の開発
1 はじめに
2 1-アミノアントラキノンの工業的製造法の変遷
3 新製造法開発をめぐる研究者・技術者
4 むすび
第4節 環境問題からみた合成洗剤の技術開発史
1 はじめに
2 第1期環境問題対応
3 第2期環境問題対応
4 おわりに
終 章 まとめ
1 高圧合成技術の歴史
2 ポリマー合成技術の歴史
3 公害と化学技術の歴史
4 展望
◆執筆者一覧(50音順・所属は当時)◆
江崎 正直 関東天然瓦斯開発(株)
大谷 眞夫 大喜多ガス(株)
大場 健吉 ライオン(株)
柏 典夫 三井石油化学工業(株)
勝村 龍雄 ダイソー(株)
上仲 博 (株)広栄化学工業
亀山 哲也 (独)産業技術総合研究所
木岡 護 三井石油化学工業(株)
佐伯 康治 (株)日本ゼオン
佐藤 公彦 (株)旭硝子
城島 俊夫 東洋エンジニアリング(株)
武井 玲子 ライオン(株)
寺田 裕 (株)住化技術情報センター
徳田 晉吾 ダイソー(株)
広瀬 敬治 三井石油化学工業(株)
松尾 真吾 三井化学(株)
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